精密治療「MI治療」とは?
MI治療とは、「ミニマム」「インターベンション」の頭文字で、「最小限の侵襲」を意味します。歯科においては可能な限り歯を抜かない、削らない治療を指します。
歯は一度削ってしまうと元には戻りません。
そのため、可能な限り歯を削らない治療にとことんこだわった、以下の治療を行っています。
「可能な限り歯を削らない治療」を
行うための当院の取り組み
歯の削りすぎを防ぐことで得られる
患者さんの3つのメリット
-
- より天然歯に近い自然な治療
- むし歯に感染してしまった歯は、歯のすべてが悪くなってしまったわけではありません。 悪くなってしまった部分のみを必要最低限削ることで、詰め物治療を最低限で済ますことができます。 ご自身の元々の天然歯を生かした治療が可能になるため、見た目もより自然な仕上がりとなります。
-
- 歯が折れてしまうリスクを軽減
- より多く歯を削ってしまった場合、より大きな詰め物・被せ物で補う必要があります。 そのため、詰め物が大きければ大きいほど、詰め物がくさびのような作用を起こしてしまい、結果的に歯が折れるリスクが高まってしまいます。 当院では悪い部分のみを必要最低限削り、必要最小限の詰め物で済む治療を行っていますので、歯が折れてしまうリスクを軽減しております。
-
- むし歯の再発を軽減できる
- 一度むし歯になってしまった歯は、詰め物と天然歯の境目から再びむし歯に感染してしまう危険性があります。この二次感染の対策としては、境目に汚れをつけないように念入りな歯みがきやデンタルフロスを行うこと、劣化しにくい素材の詰め物で治療を行うこと、患者さんのお口にぴったり合う詰め物治療を行うことなどが考えられます。 しかし、最低限のむし歯のみを削り、最低限の小さな詰め物で行う当院の治療の場合、それらのむし歯の再発リスクを大幅に軽減することが可能です。
当院ではドイツ・カールツァイス社製の歯科用マイクロルーペを使用し
「肉眼の5倍の高倍率」で治療を行うことでMI治療を可能にしています
マイクロルーペとは?
-
POINT
- 肉眼に頼らない治療
- 奥歯の裏側の見えにくい部位であっても、手探りの治療は行わず、しっかり治療部位を確認しながら治療を行います。
-
POINT
- むし歯悪化の軽減
- 細かな個所まで治療部位を見える化することで、むし歯の取り残しをなくし、むし歯が悪化するリスクを軽減いたします。
-
POINT
- 削りすぎを防げる
- 悪くなってしまった部分をしっかり視診することで、歯の健康な部分まで、余計に削ってしまうリスクを防ぎます。
-
POINT
- 精度の高い治療
- 詰め物や被せ物を歯にぴったり合わせることで、仕上がりの精度の維持と、むし歯の再発を軽減した治療が可能です。
MI治療専用の世界最小の切削器具の使用
より精密な治療を行うために
-
歯科用CTの導入
歯科用CTを使用するメリット