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西大島でインプラントを考える|費用・期間・流れ・他治療との違い

2026.08.19

「歯を1本失ってしまった」「入れ歯が合わなくて噛みづらい」——そんなとき、選択肢の一つに挙がるのがインプラントです。しかし、「手術が怖い」「費用が高そう」「どのくらい通うことになるのか分からない」と、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

インプラントは、失った歯の機能を取り戻すための治療法の一つです。ただ、すべての方に適しているわけではなく、ブリッジや入れ歯といったほかの方法にもそれぞれ良さがあります。大切なのは、費用も期間もリスクも正しく知ったうえで、ご自身のお口の状態や希望に合った方法を選ぶことです。

西大島ハートフル歯科は、痛みや負担をできるだけ抑え、安心して通っていただける治療を大切にしています。この記事では、西大島でインプラントを検討している方に向けて、実際にかかる費用と通院回数・治療の流れ・ほかの治療との違い・気をつけたいリスク、そして長持ちのために欠かせないメンテナンスまでを、包み隠さずお伝えします。

この記事のポイント

  • インプラントは、失った歯の部分にあごの骨と結合する人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です
  • 当院の費用は1本あたり44万円(税込・自由診療)。症例による変動はありませんが、骨造成などが必要な場合は別途費用がかかります
  • 治療期間の目安は3ヶ月〜6ヶ月、通院回数の目安は10回〜15回です
  • 両隣の健康な歯を削らずに済み、自分の歯に近い感覚で噛めるのが特徴です
  • 外科手術を伴うため、リスクを理解したうえで選ぶことが大切です
  • 入れた後こそ大切。定期的なメンテナンスが長持ちの鍵になります

インプラントとはどんな治療か

インプラントは、虫歯や歯周病、けがなどで歯を失った部分に、人工の歯根(インプラント体)をあごの骨に埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療です。

ブリッジや入れ歯が「残っている歯やあごに支えてもらう」方法であるのに対し、インプラントは失った1本を独立して補うイメージです。人工歯根がしっかり骨と結びつくことで、自分の歯に近い感覚で噛めるようになるのが大きな特徴です。

インプラントは大きく3つのパーツからできています。

インプラントの構造(人工歯根・アバットメント・上部構造)を分解して示した図
  • 人工歯根(フィクスチャー):あごの骨に埋め込むネジ状の土台
  • アバットメント:人工歯根と人工の歯をつなぐ連結部
  • 上部構造:実際に見える人工の歯の部分

この3つが組み合わさることで、見た目にも機能にも自然な歯を再現します。詳しくは当院のインプラントのページもあわせてご覧ください。

費用・治療期間・通院回数(自由診療)

インプラントは公的医療保険が適用されない自由診療です。治療費は全額自己負担となります。当院の費用と期間は次のとおりです。

【インプラント治療について(自由診療・保険適用外)】

■ 費用(すべて税込)

  • インプラント 1本あたり 44万円  精密検査・埋入手術・土台(アバットメント)・被せ物まで含んだ総額です。症例によって金額が変わることはありません。
  • 症例により、別途必要になる場合があるもの  - 人工骨薬剤            2万円  - インプラント埋入ガイドマウスピース 2万円  - 骨造成(骨の再生療法)      5万円〜15万円
  • 上記をすべて含めた場合の上限は、1本あたり約63万円です。
  • 治療後のメンテナンスは、保険診療の範囲内で行います(3割負担の方は3割のご負担です)。

■ 治療期間・通院回数の目安

  • 治療期間:3ヶ月〜6ヶ月程度
  • 通院回数:10回〜15回  カウンセリング・精密検査から、埋入手術、術後の経過確認、型取り、人工の歯の装着と噛み合わせの調整までを含めた回数です。人工歯根とあごの骨が結合するのを待つ治癒期間があるため、全体としてはこの程度の期間・回数がかかります。

■ 主なリスク・副作用

  • 外科手術後に、腫れ・痛み・内出血・出血などが一時的に生じることがあります。多くは数日から1週間程度で落ち着きますが、症状の出方には個人差があります。
  • 埋め込んだ人工歯根が、あごの骨と十分に結合しないことがあります。その場合は、いったん取り外して治癒を待ち、あらためて埋入をやり直すことがあります。
  • あごの骨の量や質が足りない場合、そのままでは治療の適応外となることがあります。骨を増やす処置(骨造成)が必要になり、費用と治療期間が追加でかかります。骨の状態によっては、インプラント自体が難しいと判断することもあります。
  • 手術部位の近くには神経や血管が走っています。精密検査で位置を確認したうえで進めますが、まれに神経に影響が及び、しびれや感覚の鈍さが残ることがあります。
  • 全身の状態によって、適応が難しかったり治りが遅くなったりすることがあります。糖尿病・骨粗しょう症の治療中の方、喫煙習慣のある方はとくに影響を受けやすく、喫煙は骨との結合を妨げる要因になります。
  • お手入れやメンテナンスが不十分だと、人工歯根の周りの歯ぐきや骨に炎症が起こる「インプラント周囲炎」を招くことがあります。自覚症状が出にくいまま進行し、支えている骨が失われると、インプラントが抜けてしまうこともあります。
  • 天然の歯と違い、インプラント自体は虫歯になりませんが、噛み合わせの変化や強い力によって上部構造が欠ける・ゆるむことがあります。
  • 長く使い続けるためには、治療後も生涯にわたる定期的なメンテナンスが欠かせません。通院を中断すると、トラブルの発見が遅れる要因になります。

費用も期間も、あらかじめお伝えしたうえで進めます。カウンセリングと精密検査のあとに、必要な処置と合計金額をご説明してから治療に入りますので、疑問や不安は遠慮なくお尋ねください。

治療の流れ

インプラント治療は外科手術を含むため、事前の検査と診断がとても重要です。おおまかな流れは次のとおりです。

段階主な内容
カウンセリングお悩み・ご希望をうかがい、治療の選択肢を説明します
精密検査・診断レントゲンやCTで、あごの骨の量・質・神経や血管の位置を確認します
治療計画の説明検査結果をもとに、方法・期間・費用・リスクをお伝えします
インプラント埋入手術人工歯根をあごの骨に埋め込みます
治癒期間人工歯根と骨が結合するのを待ちます。この間も経過を確認します
人工の歯の装着型取りをし、上部構造(人工の歯)を取り付けます
噛み合わせの調整実際に噛んでいただきながら、細かく調整します
メンテナンス定期的に通院し、状態を確認・清掃します

この流れ全体で、3ヶ月〜6ヶ月・10回〜15回の通院になります。あごの骨が足りない場合は骨を増やす処置(骨造成)が加わるため、その分だけ期間と費用が変わります。

おさえておきたいこと

「痛いのが苦手」「手術が怖い」という不安があるのは自然なことです。当院では治療の前に十分なご説明の時間をとり、痛みや負担をできるだけ抑える配慮をしながら進めます。分からないこと・不安なことは、遠慮なくお聞かせください。

インプラント・ブリッジ・入れ歯の違い

歯を失ったときの補い方には、インプラントのほかにブリッジと入れ歯があります。それぞれに向き・不向きがあり、「どれが一番良い」と一律には言えません。特徴を比べてみましょう。

項目インプラントブリッジ入れ歯
費用自由診療(保険適用外)1本44万円〜約63万円公的医療保険の適用があります公的医療保険の適用があります
治療期間3ヶ月〜6ヶ月(通院10〜15回)比較的短め比較的短め
周りの歯への負担隣の歯を削らない両隣の歯を削って支えにするバネをかける歯に負担がかかることがある
噛み心地自分の歯に近い感覚比較的しっかり噛める慣れが必要な場合がある
取り外し取り外さない(固定式)取り外さない(固定式)取り外して手入れする
お手入れ毎日のケア+定期メンテナンス毎日のケア+定期チェック毎日の洗浄が必要

インプラントは隣の歯を削らずに済む一方、外科手術を伴い、費用は全額自己負担になります。ブリッジは治療期間が短めですが、両隣の健康な歯を削る必要があります。入れ歯は幅広い状態に対応でき、費用も抑えやすい反面、取り外しの手入れや装着感に慣れが必要なことがあります。

歯を失った本数や場所、残っている歯の状態によっては、「保険の治療で十分に噛めるようになる」と考えられる場合もあります。当院では、インプラントありきでご提案することはありません。お口の状態とご希望をうかがったうえで、それぞれの違いをご説明し、一緒に選んでいきます。入れ歯については義歯(入れ歯)のページもご参照ください。

入れた後こそ大切。メンテナンスが長持ちの鍵

インプラントは「入れたら終わり」ではありません。むしろ、入れた後のケアこそが、長く快適に使い続けられるかどうかを大きく左右します。

インプラントそのものは虫歯になりません。しかし、天然の歯と同じように、周りの歯ぐきや骨は歯周病に似た炎症を起こすことがあります。これがさきほど触れた「インプラント周囲炎」です。自覚症状が出にくいまま進むことがあるため、定期的にプロの目で確認し、清掃することがとても重要です。

定期メンテナンスでは、次のようなことを行います。

  • 人工歯根の周りの歯ぐきの状態や、噛み合わせのチェック
  • 毎日のケアでは落としきれない汚れのクリーニング
  • ご自宅でのお手入れ方法の確認・アドバイス
  • 必要に応じたレントゲンなどでの経過確認

治療後のメンテナンスは、保険診療の範囲内で行います。これは、当院が診療の土台に据えている予防歯科の考え方そのものです。インプラントを長持ちさせるには、残っているご自身の歯を守ることと同じく、定期的なケアを続けることが欠かせません。治療後も一緒にお口の健康を守っていく——その伴走こそ、私たちが大切にしていることです。

おさえておきたいこと

インプラントを長く使えるかどうかは、治療の技術だけでなく、その後のメンテナンスとご自宅でのケアにかかっています。「入れて終わり」ではなく「入れてからが始まり」。ここを一緒に続けられる歯科医院を選ぶことが、後悔しないための大切なポイントです。

よくある質問

Q. 費用は結局いくらかかりますか?

A. インプラント1本あたり44万円(税込)です。精密検査・埋入手術・土台・被せ物までを含んだ総額で、症例によって金額が変わることはありません。ただし、骨の状態によって人工骨薬剤(2万円)・埋入ガイドマウスピース(2万円)・骨造成(5万円〜15万円)が別途必要になる場合があり、それらをすべて含めた場合の上限は約63万円です。必要な処置と合計金額は、精密検査のあとに事前にご説明します。

Q. どのくらいの期間・回数、通うことになりますか?

A. 治療期間は3ヶ月〜6ヶ月程度、通院回数は10回〜15回が目安です。人工歯根とあごの骨が結合するのを待つ治癒期間があるため、どうしても一定の期間がかかります。お仕事の都合などがあれば、通院のペースはご相談ください。

Q. インプラントの手術は痛くないですか?

A. 手術は麻酔を行ったうえで進めますので、処置中の痛みは抑えられます。術後に腫れや痛みが一時的に出ることはありますが、多くは数日で落ち着いていきます。感じ方には個人差がありますので、痛みが不安な方は事前にご相談ください。できるだけ負担の少ない進め方を心がけています。

Q. 誰でもインプラント治療を受けられますか?

A. あごの骨の量や質、全身の健康状態などによっては、適応が難しい場合があります。糖尿病・骨粗しょう症の治療中の方、喫煙習慣のある方は影響を受けやすい傾向があります。まずは精密検査で、治療が可能かどうかを丁寧に確認します。

Q. インプラントはどのくらいもちますか?

A. 一概には言えません。毎日のケアと定期的なメンテナンスを続けることで長持ちしやすくなりますが、お手入れが不十分だとインプラント周囲炎などで早くにトラブルが起きることもあります。長く使うためには、入れた後のケアが何より大切です。

Q. 治療後のメンテナンスにも自費の費用がかかりますか?

A. 治療後のメンテナンスは、保険診療の範囲内で行います。3割負担の方は3割のご負担です。

Q. インプラントとブリッジ、入れ歯のどれがいいですか?

A. それぞれに向き・不向きがあり、一律にどれが良いとは言えません。歯を失った場所や本数、周りの歯の状態、費用、お手入れのしやすさ、ご希望をふまえて一緒に選んでいきます。保険の治療で十分と考えられる場合は、その旨も正直にお伝えします。

まとめ

  • インプラントは、失った歯の部分に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける自由診療の治療です
  • 当院の費用は1本44万円(税込)。骨造成などが必要な場合を含めた上限は約63万円です
  • 治療期間の目安は3ヶ月〜6ヶ月、通院回数の目安は10回〜15回です
  • 隣の健康な歯を削らずに済み、自分の歯に近い感覚で噛めるのが特徴です
  • 外科手術を伴うため、腫れ・痛み・骨と結合しない可能性・インプラント周囲炎などのリスクを理解したうえで選ぶことが大切です
  • 入れた後の定期的なメンテナンス(保険診療の範囲内)こそが、長持ちさせる鍵になります

西大島ハートフル歯科は、痛みや負担への配慮と、予防を診療の土台に据えています。インプラントを検討している方も、まずはお口の状態を確認し、どんな選択肢が合うのかを一緒に考えるところから始めてみませんか。西大島で歯を失ったときの相談先の一つとして、お気軽にお声がけください。

■ この記事の内容についてのお問い合わせ 西大島ハートフル歯科 TEL 03-5875-2600(ご予約・ご相談どちらもお受けします) 診療時間 平日 9:30-13:00/14:00-18:00 土曜 9:00-12:00/13:00-15:30(木・日・祝 休診) 東京都江東区大島/都営新宿線 西大島駅 徒歩3分

石橋 弘行

監修:石橋 弘行

西大島ハートフル歯科 院長

日本抗加齢医学会 / 日本口腔インプラント学会 所属。

祖父・父に続く三代目の歯科医師。日本歯科大学歯学部を卒業後、歯周病・入れ歯・根管治療など各分野で研鑽を積み、2018年に西大島ハートフル歯科を開院。自身が治療の痛みを苦手としてきた経験から、『痛くない・楽に受けられる・安心して通える』治療を追求し、予防を中心に、自分や家族にも納得して施せる快適で長持ちする歯科医療に取り組んでいます。

インプラント治療は、精密検査による適応の見極めと、治療後の継続的なメンテナンスをとくに大切にしています。費用・期間・リスクについては、カウンセリング時に一人ひとりのお口の状態に合わせて詳しくご説明します。

院長プロフィールはこちら

《出典》厚生労働省 e-ヘルスネット「歯の喪失の程度と健康余命」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/ 《出典》公益社団法人 日本口腔インプラント学会 https://www.shika-implant.org/

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